2019年7月18日
私は今、和泉日蓮宗青年会という組織に所属しています。
会員数の少ない組織ではありますが、いくつか活動があり、その活動の中に『教箋の発行』があります。
以前までの教箋、見たことがあるという方もいらっしゃると思います。
長方形の黄色の紙に、日蓮聖人のお言葉がご紹介されているアレです。
中には、ずっと大事に保管して下さっている方もいらっしゃいます。
誠に有難うございます。
今回、今までの形から教箋が新しく生まれ変わりました。
日蓮聖人のお言葉をご紹介するスタイルは変えず、デザインを、花びら型(散華型)へと一新し、バックデザインも加え、日蓮聖人のお言葉原文だけではなく、裏に意訳の記載を追加することで、わかりやすく致しました。
百聞は一見に如かずで、見て頂くのが一番早いのですが、今回ご紹介させて頂いた日蓮聖人のお言葉についてのお話だけさせて頂こうと思います。
『盂蘭盆御書』
(原文)
悪の中の大悪は、我が身にその苦を受くるのみならず、子と孫と末七代までもかかり候いけるなり。善の中の大善もまたまたかくのごとし
(意訳)
自分勝手な悪しき行いは、自分自身がその報いを受けるだけでなく、子や孫は愚か、七代先まで続くことになる。それは善き行いにおいても同じである。
このお言葉は、日蓮聖人のお弟子様のお一人、日位上人の祖母君に宛てられたお手紙で、盂蘭盆の由来について記された書状となております。
全文は非常に長いのですが、今回の教箋では一部を抜粋してご紹介しております。
「悪いことをしたら悪いことが返ってくるし、善いことをしたら善いことが返ってくる。」
昔、おじいちゃんやおばあちゃんから、よく聞かされたことではないでしょうか?
因果応報の理を戒めておられる内容として理解できるかと思いますが、もう少し読み解いてみると、今の自分の生活が安穏であるならば、それは自分だけの行いの果報だけではなく、ご先祖様の行いによって頂いているもの。 このように受け止めることができるかと思います。
お盆は、気づきを頂く好機。
お墓へのお参り、お寺へのお参りを通じて、身の回りの当たり前に感謝を捧ぐ機会となりますことを。